原因は手指の使い過ぎで起こる『腱鞘炎』
2023年06月8日
【腱鞘炎とは?】
骨と筋肉をつないでいる組織を『腱(けん)』といい、
腱がが通るトンネルの事を『腱鞘(けんしょう)』と言います。
腱鞘炎は指の腱と手首にある腱鞘の間で摩擦が生じ炎症が起きてる状態です。
腱鞘や腱が腫れて膨らんだりすると腱鞘のトンネルを腱がスムーズに通れなくなり
痛みを引き起こします。
例えば、
・パソコンなどでの反復的な操作
・スマホの長時間の操作
・ピアノなど指を多く使う楽器の演奏
・グリップなどを握るようなスポーツ
・家事やパート作業で手をよく使う
などが原因となります。
また更年期の女性や妊産婦に多いことが知られていて、女性ホルモンの分泌に関連すると考えられています。
特に産後の女性は離乳食作りで食材を大量にみじん切りにしたり、子供の抱っこ、ベビーカーの操作など手を酷使する事も多くなります。
指の腱鞘炎が進行すると曲げ伸ばしが困難な『ばね指』となり、指を伸ばそうとすると引っかかって、音を立てて伸びるバネ現象が起る事もあります。
親指が最も多く、中指、薬指に出る事もあり、更に進行すると指が動かなくなる事もございます。
【治療法】
・安静にする
腱鞘炎は手や指の使いすぎが原因なので、出来るだけ患部を使わずに安静にする事が基本です。
意識しても使わない事は困難なので早期の回復を目指したい方は固定具や包帯による固定を行います。
・投薬療法
病院などでは一般的に注射などによる投薬療法を行います。
・観血的療法
症状が酷く自力では動かす事が出来ないとなると手術を行い腱鞘の切開をする場合もございます。
当院では固定の他に硬くなった腕の筋肉の緊張を緩和する為の鍼治療も行っております!
痛みを感じる方、施術を受けたい方は、江東区に3院ございます!
門仲はりきゅう整骨院(門前仲町)・清澄駅前鍼灸整骨院(清澄白河)
のぞみ鍼灸整骨院(南砂町)
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