半月板損傷

半月板損傷とは

半月板は内側と外側の二か所についていて、膝の動きをスムーズにしてくれたり
走ったりジャンプしたりするときに、衝撃を吸収してくれるクッションのような働きをしています。
しかし、スポーツなどの活動によって膝を捻ったときのストレスによって時折損傷することがあります。これが半月板損傷です。

原因

膝を捻るような動作はあらゆる場面で起こりえますが主にスポーツをやる方に好発する疾患です。
ジャンプをして着地した際に、膝を曲げ捻りの動作を加えると、不可に耐え切れず損傷します。
例えば、片足で床を滑ったときや、膝にタックルを受けたとき、柔道で投げられそうになり上体を支えたときなんかにも負担はかかります。
ランニングなどの単純な動作でも徐々に半月板は摩耗していき損傷に至ることがあります。

半月板損傷の治療法

基本的に関節内の炎症ですから、それを鎮静させる必要があります。

アイシングや超音波治療器を用いて、炎症を抑えます。その後ASA鍼灸法などを用いて鎮痛を図ります。鍼の刺激を加えることによって、関節の動き安さと、筋肉の鎮静を促すことができます。

 炎症状態が終わ、じっとしていても痛まなくなってきたら、今度は運動機能を元に戻すために、膝関節に当院独自の運動療法を用いて、関節矯正を行っていきます。この施術は本来在るべき位置に骨を戻して正しい運動を行えるようにする事が目的です。

 その後、膝の運動をサポートしていくように周囲の筋肉、大腿四頭筋トレーニングなどリハビリテーションを行っていき、日常生活のうえで最も早く痛みのない時間を取り戻すことを約束します。

傾向と対策

基本的に膝の関節が捻られた状態で、無理やり曲げられて起きてしまう疾患なので、捻られた関節をできるだけ、正しい形に戻し、無理ない運動ができるように形態を整えていきます。

その後膝の動きを安定化させるために、太ももの筋肉をトレーニングしていくのが、最適でしょう。

好発種目

バスッケトボール、バレーボール、マット運動、サッカー、テニス、野球、スキー、スノボ